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そもそもゼミってなに?

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経済学部のゼミ形式

経済学部におけるゼミとは、シラバスの後ろの「演習・少人数講義」のこと。普段の講義と同様に週1回のペースで行われ、ゼミごとの担当教官が自身の関心分野について指導し、3・4年生の2学年が共に通年で受講する形式です。つまり、2年間の継続履修が前提とされるわけです。ですから今のゼミ選びって本当に重要なんですよ!
講義時間はゼミによって1〜4時間と幅がありますが、1学期あたり2単位を獲得できるのは同じ。ゼミ論文や卒業論文についても、マストかどうかは各ゼミで異なります。

ゼミは入っておきたい!

経済学部では、ゼミが学生生活の中心になります。皆さんの中には、東大経済に入って取り組みたいことが何がしかある方もいるかと思いますが、それを高いレベルで実現できるのがゼミです。講義形式は全員でのディスカッションが中心となりますから、普段の講義以上に積極的な参加が求められます。従って、同じような関心を持った同級生や先輩、教官との双方向的な学びの中で、自分の関心を満たしていくことが出来ると思います。

「そんなものないよ!」という方・・・かく言う私もそうでした。でも、知ってほしいことがあります。
元学部長の吉川教授いわく、駒場の4学期専門科目で扱う経済知識は、「社会に出る上で東大経済学部生として最低限身に付けておいてほしい内容」だそうです。いわゆる「経済学部の教養」という感じかな。

でも、それだけじゃ物足りなくないですか?

「大学で自分はこれだけは勉強した!」という感覚・・・教養を学ぶ駒場では、なかなか専門性を伸ばす機会はなかったと思います。わざわざ猛勉強してまで東大に入って、教養だけ持ち帰って卒業するのでは寂しいですよね。進学そしてゼミに入ることは、東大に入学した頃の初心を取り戻す良いチャンスになると思いますよ!

もっとリアルな話

「ゼミが学生生活の中心になります」をより深く理解していただくために・・・

1, 友達が増える
課題への取り組みなどを通じてゼミ生と過ごす時間は必然的に多くなるため、単純に友達がたくさんできると思います。ちょうど駒場でいう語学クラスのように考えてもらえばよくて、飲み会やったり合宿いったりってのがゼミ単位で行われるわけです。駒場時代に同じサークルだった友達でも、学部が離ればなれになると講義時間帯も違ったりして疎遠になりやすいし、やっぱり経済学部での「居場所」をつくっておくのがいいと思います。もちろん文?出身で同クラの友達が多い人でも、新たな人間関係を広げていくことには意義があると思います。知り合いが多いほうが楽しいし。周りはみんな東大生、知り合いになって損することはない!(笑)

2, 就活でもメリット
興味の似通った同級生と情報交換したり、先輩やOB・OGにゼミ生向け説明会を開催してもらったりできるなど、さまざまな強みを実感できるでしょう。ゼミによっては「〇〇業界に有利」とかいうところもあるらしい・・・?
文系の他学部生を見ると分かりますが、彼らは環境に恵まれてなくて、面接直前の1月になってようやく動き出す人とかもいます。でも経済学部だと早い人は5月(!)とかから始動してますよ。就活は「情報戦」でもあるんで、そういう人に聞いたりなんかして、少しでもアンテナを広げておくのが成功につながるかと思います。


時には課題をこなすのが大変なこともありますが、それを補って余りある魅力がゼミにはあるのではないでしょうか?

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