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ゼミの選びかた

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選考の進み方


3月:分野別説明会/全体説明会(本郷)
4月:ゼミ別説明会→書類提出→1次選考(→2次選考→3次選考)→ゼミスタート

ゼミ別説明会というのは参加必須ではなく、書類提出と選考への参加さえすれば平等に可能性はあります。ただゼミ別説明会から書類提出までは期間が短いので、2月の試験が終わった後から志望するゼミをある程度絞り、レポートや面接の概要をイメージしておくと良いと思います。
書類はレポートに駒場の成績表を付して5階教務課前の郵便受けみたいなところに入れます。ポストに入った申し込み用紙の多さを見れば何となく倍率が分かるので、早めに申し込むことで迷っている人に撤退を促す作戦もあるかもしれない(笑)
選考は面接を行わないゼミもあれば、ゼミ生も選考に関与するところもあります。1次選考しか募集しなかったり、2次ではダブゼミ希望者しか対象としなかったり、とゼミによって制約があるので、ゼミオリなどで必ず確認しておきましょう。ちなみに元重ゼミは例年1次選考で定員を満たすので、志望者は1次で出すことを強くオススメします!

志望では「興味」を重視して

ゼミは担当する教官の専門分野を学んでいくものが多く、従ってゼミによって学習テーマはさまざま。その中から自分が興味のある分野を扱っているゼミを選ぶのがベストだと思います。関連して、著書から教授に対する関心を持って志望するのもありかと。
ただ、人気ゼミだと倍率が2倍以上になったりするのでリスク回避したくなりますよね。私は、こういうときは「後悔しない選択」を考えるといいと思います。志望して落ちたときと、志望しないで無難に済ませたとき、どっちが自分にとってベターか、という比較の問題ではないでしょうか。私の場合も、駒場の専門の成績に大きな不安がありましたが、「やりたいことをやれないと東大経済に進んだ意味が無い」という気持ちで思い切って志望したのですよ。
くれぐれも情報に惑わされないように(笑)

選ぶときのポイント

学習テーマへの興味以外では、何を基準として選べるのか考えてみると・・・

1, 雰囲気
2年間ずっと顔を合わせ続ける以上、ゼミ生とウマがあうかっていうのは意外と大事なことです。でもこればっかりは実際に会わないと伝わりにくいので、2月の「ゼミオリ」や4月の「説明会」で何となくつかむしかないかもしれません。ただゼミオリではゼミ生に個別で質問できる時間もあるし、説明会には教官も参加するので、関心のあるところでは積極的に話を聞いてみましょう。

2, 就職活動情報
官庁や外資系金融機関への就職が多かったり、院進学が中心であったり、ゼミによって進路先の傾向は異なります。内定を取った4年生や社会人の方はゼミ生向けに少人数の説明会を開いてくれることもあるので、もし興味のある業界や企業が既にあるならば就職に有利かどうかを考えてみるのも有益だと思います。
また、就活で重要になる「OBOG訪問」というのがあります。このとき、東大卒というだけで縁もゆかりもない社会人に会うよりも、同じゼミ出身でバックグラウンドが似通ったOBOGに会う方が明らかにやりやすいですよね。パターンとしては、ゼミ主催の「OB会」で名刺をもらうなどして実現することが多いみたいですよ。

3, 負担
学生は学業が本分・・・!とはいえ、生き方の多様化する現代では勉強する余裕の無い方もいらっしゃるかもしれません(笑)
というわけで講義時間や「サブゼミ」の有無、課題の負担などをポイントとするのも一つの手です(サブゼミというのは原則的に先生が参加せず、ゼミ生が主体となって行う勉強会みたいなものです)
といっても特にサブゼミなんかは、ゼミ生のやる気によって存在自体が左右されますし、あまり大きな問題にはならないかもしれません。そもそもゼミは週1だから準備には1週間かけられるので、就活直前でなければそこまで忙しくならないような気もします。


ちなみに二つのゼミを掛け持ちする「ダブゼミ」というのもあります。ダブゼミすれば1学期に4単位を確保できるので、単位目当ての方にはむしろこっちをオススメしますね。もちろん、いろんな分野を勉強したいと考えて例えば経営系のゼミに申込むのもアリですよ。
ちなみにトリプルゼミは履修上は認められていないようです。

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